2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

本来ならこっちがブルーモスク

イラン中部、サファビー朝の首都だったイスファハンのイマーム・モスク。王政時代は、シャー(王)のモスクと呼ばれていた。世界でもっとも美しいモスク、と私は思う。

イランとパレスチナ

イランとパレスチナ。イラン政府は、イスラエルを国家承認しておらず、国営テレビは「レジーメ・シオニスティ」(シオニスト政権)と呼び、国家名であるイスラエルを使わない。だから、イスラエル全土の「解放」を掲げ、イスラエルの存在を公式には認めない…

イランの常套句

スイス・ジュネーブでのアフマディネジャド・イラン大統領のイスラエル非難演説が物議を醸しているが、イランで、イスラエル非難の常套句というと、「マルグ・バー・イスラエル」。日本語で「イスラエルに死を」。英語では、写真のように(つづりが少し違う…

水タバコ規制強化か?

イラン保健省のたばこ規制担当当局者は、「チャイハネ(喫茶店)での水タバコ根絶」に向けた厳格な新施策を近く実行に移すと明らかにした。 この当局者は、警察当局もこの施策を支持する見通しだと語り、イラン国内の多くの州での適用に何の障害もないことを…

ペルシャ更紗とシルクロード

イランの古都イスファハンの名産の一つが、「ペルシャ更紗」(ガラムカール)。木綿の生地に木製スタンプでさまざまな模様を染め抜く。ガラム(筆)カール(仕事)の名のとおり、昔は、模様を筆で描いていたらしい。 メイダーネ・イマーム(イマーム広場)で…

雑誌「フォーサイト」に

新潮社の予約購読制のニュースマガジン「フォーサイト」に、6月のイラン大統領選挙に関する原稿を寄稿しました。機会がありましたらご笑覧ください。 (写真は、イラン中部イスファハンを訪問したアフマディネジャド・イラン大統領(右)。左端は、サイード…

時は過ぎて・・・

サファビー朝ペルシャの都として繁栄したイラン中部イスファハンの象徴ともいえる「イマーム広場」。学生時代の旅行以来、久しぶりに足を踏み入れた。その当時は、みやげ物店もそれほどなかった記憶があるが、今やぎっきりと並んでいる。神秘性は薄らいだ感…

古都のアンティーク・カフェ

イランの古都イスファハンの最大の見どころ、イマーム広場から少し入ったところにある「アザデガン」という名のチャイハネ。ここのウリは、天井や壁にところ狭しと飾られたアンティーク。ランプ、時計、ポットなどに加え、往年のサッカー選手や大相撲の小錦…

「軍縮問題資料」に

7日発売の月刊誌「軍縮問題資料」5月号に、イスラム革命30年を迎えたイランの現状に関するレポートを寄稿しました。ご笑覧ください。 (写真は、1月31日にテヘラン南部のホメイニ廟で行われた、ホメイニ師帰国30周年記念式典で歌うイラン革命防衛隊…

サバサンド

イスタンブールの旧市街と新市街を隔てる金角湾にかかるガラタ橋旧市街側のエミノニュ港近くのサバサンド売り。イスタンブール名物。鉄板で焼いたサバをパンにはさんだ素朴なファストフードだが、サバの塩焼きにしばらくありついていない身としては、かなり…

イズミルのバザールで

イスタンブール、アンカラに次ぐトルコ第3の都市イズミルは、エーゲ海に面したモダンな雰囲気ただよう街。トルコの代表的ビールの名前にもなっているローマ時代の遺跡「エフェス遺跡」を訪ねるため、立ち寄った。バザールは庶民の活気であふれていた。鮮魚…