2009-04-19 ペルシャ更紗とシルクロード イラン イランの古都イスファハンの名産の一つが、「ペルシャ更紗」(ガラムカール)。木綿の生地に木製スタンプでさまざまな模様を染め抜く。ガラム(筆)カール(仕事)の名のとおり、昔は、模様を筆で描いていたらしい。 メイダーネ・イマーム(イマーム広場)で、後ろからぽんぽんと肩を叩かれて振り向いたら、日本語をしゃべるあやしげなイラン人男性。「シルクロード、シルクロード」とつぶやきながら、筆者の手を引いて、広場近くの更紗の工房へ。「シルクロード」といっていたのは、ここで更紗を作っているおじいさん(男性の父)が、「NHKシルクロード」に登場したことがある、ということを言いたかったらしい。