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ブログを移転しました。新ブログは
http://www.cafebaghdad.net/
になります。
2003年以降のほぼすべてのコンテンツがここに
集約されています。2009年の一部コンテンツに
ついても、近いうちにインポートします。
中東イベント情報ブログも場所を変えて
新装オープンしました。
モクタリさんがブログ開設
イラン国営通信東京支局の元記者、モクタリ・ダビッド氏が、ブログを開設したようだ。
読売新聞が報じていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090907-OYT8T01204.htm
前にこのブログでも紹介したが、モクタリ氏は、イランの「ジョーク集」を日本語で出版するなど、日本でのイラン文化紹介を積極的に行ってきた。
最近、那須高原にペンションをオープンさせたと聞いていたが、記事によると、去年暮れに、国営通信をやめていたようだ。ブログには、イランの改革運動を側面支援する狙いがあるようだ。
ブログアドレス:
http://iraneazad.jugem.jp/
イランとパレスチナ
イランとパレスチナ。イラン政府は、イスラエルを国家承認しておらず、国営テレビは「レジーメ・シオニスティ」(シオニスト政権)と呼び、国家名であるイスラエルを使わない。だから、イスラエル全土の「解放」を掲げ、イスラエルの存在を公式には認めないイスラム原理主義ハマスを全面支援する。
では、国民はどうか。パレスチナの人々への同情心は誰しも抱くものの、イラン政府が、ハマスなどに多額の経済支援を行うことに対しては、「その金をオレたちに回してくれよ」という不満も聞かれる。エジプトやレバノンあたりでも聞かれる不満だが、民族が異なるということで、国民のパレスチナ人に対する距離感は、そうしたアラブ諸国よりも、さらに大きいのではないか。
写真は、今年2月、ハマス最高幹部ハレド・メシャル氏がイランにやってきた際、テヘラン大学屋外大講堂で行った演説で、レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の黄色い旗を振る青年。ヒズボラはシーア派の組織だし、ハマスとは若干違うだろうが、彼のような純真なパレスチナひいきの若者は、イランにどれだけいるだろうか。