柳家花緑氏、アラブのヒットソングを熱唱

このブログでも案内したが、NHKテレビ「アラビア語会話」の3/22の回の「アラブに触れる」コーナーで、アラブ世界スーパースター歌手、カーズィム・アッサーヒルが紹介された。カーズィムの大ファンである講師役の師岡カリーマさんが、カイロでカーズィム事務所からビデオ・クリップの放映許可を取ったらしい。なお、以前、私は、師岡カリーマさんをカーズィムの「熱狂的」ファンと紹介したが「大ファン」に訂正させていただく。
当該ブログ記事
いずれにせよ、この企画は、カリーマさんの熱い思い入れがあって実現したものだ。で、放映されたビデオは、代表曲「アナ ワ ライラ」と、最新ヒット「アヒッビーニー」の2本。 「アヒッビーニー」のビデオ・クリップは、カーズィムもさることながら、当代一のエジプト人女優ハナーン・トルクが出演したことでも話題となった。舞台設定は、イラク戦争下のバグダッド。爆撃の閃光が光る中、ハナーンが妖艶な踊りを披露するシーンは、必見。番組でカリーマさんと、相方の落語家、柳家花緑氏も、思わず「きれいですねえ」と嘆息。
ちなみに、画質はよくないが、このビデオを以下のサイトで鑑賞できる。

ビデオアラブ 「アヒッビーニー」(私を愛せよ)がちょうど正則アラビア語の曲だったこともあって、柳家花緑氏が「アヒッビーニー」を歌うことに。「アヒッビーニー アヒッビーニー アヒッビーニー」と熱唱した。詩は、カーズィムがほかにもよく歌っているシリアの詩人ニザール・カッバーニーのもの。彼の詩について、カリーマさんは、いろいろ言いたいこともあるようだが、その辺のくわしい話は、6月12日(日)に予定される映像トークイベント「師岡カリーマのアラブ音楽入門」まで、とっておきましょう。詳細は、近日ご案内いたします。

(写真は、NHK教育テレビの映像から)