「お金は授かりもの」とカリーマさん

NHKテレビ「アラビア語会話」講師などを務める師岡カリーマ・エルサムニーさんが、7月23日付日経新聞朝刊の「サンデーニッケイ」欄で、自身の金銭観を披露している。
イスラム教徒であるカリーマさんは、断食月ラマダンには、「喜捨」として「月収の3分の1程度を国際機関などに寄付」するという。
「お金持ちになりたいという気持ちはありません」と断言するカリーマさんの目標は、「イタリアの姿を見事に伝え」る作家の塩野七生さんのように、「文筆家として、アラブの歴史や詩人について楽しい本を書き続け」ることだという。